おさんぽ


後ろ手もそろそろ休憩時間かなと、すべてを解いてまったりした時間を過ごす。
刺さりっぱなしのバイブのスイッチも切り、(抜くのは禁止)
お互いのSMライフや妄想の話なんかをしていたところ。
バスっ!ギャーー! バチン!ギャーーー!!!
という声がホテルの薄いドア越しに聞こえてきた。
私達のお散歩に負けじと、隣の部屋の飼い主さんが「我が家のペット自慢」をすべく廊下でしつけを開始したらしい。
「えっ!見たいです!見たい!!ドア開けていいですか??」
興味津々なあおいさんとは対照的に、責め倒しで少し休憩したかった自分は少し消極的になってしまった。
さすが若いだけある・・
「いいよ。ドアから離れないようにね?」
と、遠くに行かないように釘を刺しつつ、まるでクリスマスプレゼントを開けるようにワクワクしながらドアをゆっくり開けるあおいさん。
ゴン・・
ドアの向こうに「あ、どうも・・・」と言ってすぐ閉めた。
どうやら、開けたドアが床に転がっていたM淑女に当たってドアが開かず、隙間から見えた飼い主さんとは目が合ったらしい。
・・・・もうちょっといい場所でしつけしてください・・・。
それで楽しくなったあおいさんを写真撮影会と称してお散歩。
そしたら、自分の背中越しの部屋のドアも空いていて、「今日どんだけウエルカムなのーwwww」と笑ってるのが上の写真。