緊縛放置　叶屋

正装にもう一つ、バイブを刺したままにしておくこと。
この日は一日、あおいさんのナカに太めのバイブを刺した状態にしておくことにしていた。
このお散歩でもちゃんとスイッチを入れ、赤色LEDを光らせ、ブーーンとうなり声をあげている。

落したらお仕置きをするため。なのだが、あおいさんのナカはしっかりと受け止めて落ちる様子はほとんどなかった。
それは逆にあおいさんへの刺激が続くことになる。

こんな誰かに見られたらどうしようもなく恥ずかしい状態。
ドアはエレベーターの奥の部屋にも、スリッパが刺さっていた。
今日は我々だけでなくお散歩日和のようだ。

某SMホテルは、見学者募集・スワップ・共同プレイ希望などの時はドアにスリッパを挟んでおいて、ご自由に入ってきていい。
という暗黙のルールがあるらしい。

この写真に写っている603は隣の部屋。
噂は本当で、スリッパで開いたドアの向こうには女性の動物のような叫び声が響いていた。

あおいさんはとても興味津々、「行って問題ないなら行ってみたい！！！」というので、
とりあえず、正装をすることに。
この姿でならいいよ。

後ろ手、首輪、ボールギャグ。

どこのお部屋が入場OKか、確かめてきなさいと。

菱縄のように上半身をぎちぎちにすると、カラダと自由な足が分離しているかのような感覚に陥る時があり、
上半身に纏わりつく縄が、強制的に自分が恥ずかしい姿だと教えてくることがある。

後ろ手、胸だけを這わせると、
下半身全部が自由になってしまい、かえって股間を熱くしてしまう。
濡れているに違いない状態でも、それを自分で確認することも、慰めることもできない。

ただ、誰かの手を待つだけ。
内股になるのはその期待と怖さの表れ。